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INTERVIEW 02
女性整備士としての
誇りを胸に。
2001年入社
BMWマイスター
純粋な「好き」が挑戦のきっかけ。
私は高校を卒業して一度就職しましたが、自分に合わずに3カ月で退職しました。
「クルマが好き」というのもあり、進路を一から考える際に整備士の専門学校に入る選択肢が出てきました。小さい頃から親がマニュアルの自動車に乗っていて、その横で運転の真似をする中で自然とクルマが好きになっていました。
そんな『クルマが好き』という気持ちと両親の応援に背中を押されて入学しました。
整備士の学校では男性が200人以上いましたが、女性は私を含めて4人しかいない環境でした。しかし女性同士が仲良く、男性とも仲良しになったので楽しく勉強することができました。
その後さまざまな就職先で迷っていたところ周囲の方の推薦もありBMW正規ディーラーに応募しご縁があって、働くことになりました。
スキルアップが歓びにつながる。
BMW正規ディーラーのテクニシャンにはレベルに応じて様々な呼び名があります。はじめの研修期間は全員が『アプレンティス』でした。入社して1年目の間にBMWのトレーニング・センターで研修を受け、基礎知識を身につけました。その後は各レベルに応じ定められたテストに合格するごとに、呼び名が変わっていきます。そのステップアップや挑戦の機会が多いのは会社の魅力だと思います。
私の場合、6年目までは毎年筆記と実技のテストがあり、レベルを上げていきました。さらに、入社7年目で最上位のBMWマイスターの試験を受けて合格しました。BMWマイスターの資格を持っていることは自然と自信に繋がっています。
クルマのことやBMWのことを詳しく知らなかった私でも、BMWマイスターの試験に合格できるくらいのスキルが身につく職場です。7年間で数え切れないほどの苦労もありましたが、それ以上に歓びを得ることが出来ました。
ただ直すだけではない。
お客様の想いを実現する。
預かったお客様のクルマは1人の担当が隅々まで見ます。預かっている以上は『お客様の大切な想いがこめられている特別な1台』ということを忘れずに、傷や汚れなどに細心の注意を払い整備にあたります。
整備士という仕事をする中で男性に劣る部分も痛感しました。どうしても男性より力が劣り、悔しい思いをしたこともありました。徐々に筋力はついてきましたが、それでもスムーズに仕事を行うのは難しかったです。
だからこそ自分で工具を工夫して使うことでお客様への品質に差が出ないようにしていました。
また、思いやりを人一倍意識していました。お客様の言葉をそのまま認識するのではなく、その意図を徹底的に考え抜いて、お客様の思い描く理想の状態にするということを認識して対応しています。そのような意識で仕事をしているからこそ、お客様に「本当にありがとう」と言われた時の歓びも大きいです。お客様の幸せの縁の下の力持ちという感じですかね。
続ける理由もやっぱり人。
私が負けん気が強いタイプだからこそ、この仕事を続けることができているのも事実だと思います。しかし、それ以上に続ける理由は「人」にあります。自分ひとりだと、もしかしたらダメになるかもしれないけれど、本当に頼れる同僚や上司、家族や友人と話をすると前向きになれます。そして何よりお客様の存在がこの仕事を続ける意味になっています。どうしても多忙な時期はあるので苦しいときもありますが、お客様の幸せのために尽力できることに心から感謝しています。
またお休みもしっかり取らせてもらえて趣味も思い切り楽しめています。将来のことを考えても育休や休みもしっかりあるし、働きやすい環境には安心しています。
仕事とプライベートをしっかり切り替えて、誰かのために働くことの出来るBMW正規ディーラーでこれからも働いていきたいです。
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