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INTERVIEW 05
難しい故障修理こそ、おもしろい。
自分のレベルアップを実感できる環境
2014年入社
BMWマイスター
先進性の高い欧州車へのチャレンジ
車検や点検をたくさん手掛けたいと考えて入社したのが、前職の整備工場でした。4年間働く中で、いろいろなブランドの車種を扱える楽しさは感じていたものの、頻繁にぶつかる壁が「この内容は、うちでは手に負えない」。正規ディーラーとは異なり、専用の診断機やテスター、工具、資料がない一般の町工場では、規定トルクや部品交換の手順がわからないということが多々あります。ある程度は経験をもとに対応していくものの、勘に頼った作業でトラブルをつくらないために、結局はディーラーを頼らざるを得ないくやしさを感じていました。
もっと整備業を極めていくためにディーラーへの転職を決意したとき、どうせやるなら自動車業界でも先進性の高い欧州車を扱いたいという思いがありました。知人から紹介をいただき、BMW正規ディーラーのテクニシャンとして業務をスタート。それまでBMW車に触れる機会はほとんどなく、難しそうなイメージが先行していましたが、あえて挑戦してみたい気持ちが強かったですね。
いち早いマイスター取得を目指して
働き始めてまず感じたのは、とにかく整備のルールが明確で、しっかりしていること。体系化された故障修理の手順があり、それに則って対応していくというのはこれまで経験のないものでした。書類上の手続きや、記録を残していく作業も多いので、慣れるまでにはとまどいもありましたが、「ステップを踏んで進めていけば、答えにたどり着くようになっている」というのは、BMW車を初めて扱う上で安心材料になります。
教育研修制度のレベルの高さには驚きました。入社研修でBMW Groupの歴史や事業内容を学んだのち、テクニシャン向けの専門研修へ。最初はBMW車の基本的な装置の使い方や、それが動く構造などを学び、順を追ってトラブルシュートなど高度な内容へと移っていきます。所定の研修を終えると試験を受けて次のレベルを目指せるのがマイスター制度であり、BMW Groupにはこうした資格制度があると聞いたときから、頂点のマイスターにできるだけ早く到達したいと考えていました。
試験勉強を通して高まる技術レベル
最初の3年間でシニア・テクニシャンまでは順調に取得。そこからマイスター認定試験を受けるまでには、間違いなく今までの人生で一番勉強しました。試験では、トラブルシュートの実技のほか、診断機に入っている情報をどれだけ素早く引き出せるか、オシロスコープで時間内に特定の波形を出せるかといった出題もあります。何を言われても対応できるように備えておくことが欠かせません。
試験勉強は確かに大変なのですが、同時におもしろさも感じました。内容が実務と直結しているために、今まで知らなかったことを学ぶと、現場で対応できることがどんどん増えてきます。マイスター認定試験の実施は1年に一度のみで、初年度は叶いませんでしたが、二度目の試験で無事合格しました。その年の合格者が全国の正規ディーラーから集まり、報奨旅行を兼ねたドイツ研修に行かせてもらったのも懐かしい思い出です。現地の整備工場や組み立てラインを見学したり、フリータイムを楽しんだりして、充実した1週間を過ごしました。
一つひとつ、経験値を積んでいく
症状が特定の状況でしか出ず、見極めの難しい故障診断も時にはあります。けれど、お客様の立場からすれば「ディーラーに修理に出したら、直って返ってくるのが当たり前」です。その期待にはしっかり応えていかなければならず、場合によってはメーカーにも情報を求めて可能な限りの対応に努めます。
先日は、エンジンがかからないという不具合で入庫されてきたものの、エンジン部分には異常が見つからず、よくよく調べてみると原因はドアハンドルの故障だったという案件を担当しました。こうしたケースでは診断機は頼れず、自分で配線図を見て電気の流れを追いかけていくことになります。そのときは四苦八苦しますが、無事に修理を終えたときの達成感はひとしお。一度経験すると「こんなときは、こういう可能性も考えられる」と知識として蓄積され、自分自身のレベルアップを感じられます。単なる部品交換で終わらせず、原因を深堀りし、どこまでも整備を追求したい人には非常におもしろい仕事だと思います。
eマイスターという新領域にも挑みたい
整備工場にいたときは、「いざとなれば、ディーラーに任せよう」が通用しましたが、正規ディーラーでは違います。自分たちの後はなく、依頼を受けた車は必ず直してお返ししなければなりません。また、BMWマイスターとして結果を出していかなければならない責任感もあります。しかし、プレッシャーを感じるというよりは、むしろそこに充実感や手応えがあると思っています。
マイスター取得がゴールでは当然なく、常に高いレベルを目指していくことが欠かせません。今後挑戦してみたいのは、2019年に新設されたeマイスター資格です。まだまだeマイスターは全国でも取得者数が限られていますが、BMW Groupが電気自動車やハイブリッド車に力を入れている以上、近い将来、現場で不可欠な資格になってくるのだと思います。作業の安全性を確保しながら、高電圧部分を扱えるようになることで、あらゆる状態の電動車に対応できるテクニシャンを目指したいです。新たに挑戦できる分野があるのはワクワク感にもつながっており、進化するBMW車にふさわしい成長を続けていきたいですね。
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