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INTERVIEW 03
進化し続けるBMW車とともに、
さらに先の成長を目指していく
2013年入社
BMWマイスター
忘れられないBMWの整備の魅力
BMWという車の魅力にひかれ、かつて自動車整備士専門学校を卒業後に入社したのが、現在働くディーラーです。一度は退職して他の世界を見たものの、昔の上司から「戻ってこないか」と声をかけてもらったとき再就職に踏み切ったのは、BMWの整備のおもしろさが忘れられなかったから。前職の中古車量販店での仕事は、メーカーを問わずいろいろな車種を扱えるという点での楽しさはありました。ただ、一台一台の対応で終わらず、進化していく車を見ながら「整備を極めていく」という感覚は、やはりメーカーと直結した正規ディーラーならではだと思っています。
現在のディーラーを離れていた期間は1年半程度でしたが、その間にもBMWの移り変わりは激しく、自分が慣れ親しんだ車両とのギャップを感じることもありました。加速する電動化はその代表例です。使われている電子部品やコンピュータパーツは大幅に増え、BMWはエコカーの分野でも業界をリードしていくのだと実感しました。
整備の最先端を極めていくおもしろさ
BMWは乗るのが楽しければ、直すのも楽しい車。昔からそう感じてきた大きな理由のひとつは、世界中の正規ディーラーをつなぐ専用の診断機(テスター)があることです。診断機は、BMWのすべての車両に搭載されたコンピュータと連携して不具合を判定。診断結果とその対応記録はネットワークを介してメーカーに届けられ、情報として日々蓄積されていきます。それにより、診断方法やトラブルシューティングのあり方もどんどん進化し、私たちはいつもその最先端で働けます。いわば、診断機とともにどこまでもBMWの整備技術と自分自身をレベルアップさせていけるということです。
最近の自動車業界の変化は大きく、BMW車は「走るコンピュータ」と呼べるほど高度化しています。しかも日進月歩で進化し続けていて、こうした専用ツールの存在はもはや不可欠といえるのかもしれません。そして私たち整備する側にも、昔ながらの経験と勘に頼ったメカニックとは違ったものが求められてきているのだと感じます。
猛勉強の果てに挑んだ資格試験
再入社後の大きな目標だったのが、できる限り早くBMWマイスターに昇格すること。前回の退職時にはシニア・テクニシャンでした。「出戻り」だからこそ、評価してもらうためには実力が欠かせません。マイスター試験の受験条件となる研修はすでにほぼ受講を終えていて、あとは独学でどこまで高めていけるかという段階を迎えていました。新しい車両の資料が配布されれば丁寧に読み込んだり、過去の学科試験の問題を問いたり、自分なりに猛勉強を重ねてきました。実技試験は何がどう出るかわからないので対策が立てづらいながら、過去の問題をもとに自分で車に故障をつくってみてどうなるかを試したり、マイスター資格を持つ他店舗の先輩に予想問題をつくってもらったりもしました。
前夜は眠れないほど緊張して挑んだBMWマイスター試験でしたが、再入社から3年後に無事合格しました。決して楽な道のりではなかったものの、その過程で身につけてきた実践的な知識やノウハウは、今も毎日の業務の上で役立っています。
マイスターとしての重責とやりがい
現在は工場長として、自分でも整備に当たるほか、4名のメンバーの業務を管理しています。BMWマイスターを名乗ることの重責は常に感じています。これがBMWの整備士の最上位資格なら、私が直せなければ他の誰も直せず、ひいてはBMWが直せないということ。そういう意識を持ちながら、他のスタッフが対応できなかった案件でも、自分が最後の砦になっていかなければなりません。
実際に不具合は起きているものの、診断機で調べても何も問題が検出されず、故障の履歴も見つからないなど、極めて難しい故障診断が求められることもあります。診断機が「故障はない」と判定している以上、その時点でお手上げとなってしまいがちですが、「わからない」「できない」とは言いたくないのです。個々のセンサーを一つひとつ調べて異常値がないか探るなど、地道に取り組んで考えられる可能性をつぶしていきます。最終的には原因を突き止め、問題があった部品を取り替えて、無事に修理を完了したときには本当に嬉しいし、ほっとします。
常に新たな知識と技術を磨き続ける
BMW Groupのテクニシャンは接客対応がなく、整備専属でいつも車相手の仕事。けれど、その先には必ずお客様がいます。お客様の存在を意識しながら、一歩踏み込んで考えていかない限り、ご満足いただける整備はできません。お客様が感じるトラブルが何なのかを正確に見極め、常に望まれているもの以上のものを提供していきたいと考えています。そのためには現状に甘んじているようでは全くダメで、進化するBMWの車に合わせて新しい知識を吸収し、技術を磨き続けることが欠かせません。実際に私の周囲でも、先輩マイスターたちが資格取得後もずっと勉強し続ける姿を見てきました。
年に一度、マイスターだけの技術コンテンストが開催されているので、今後はそこで上位を獲得するのがひとつの目標です。電動化車種への対応のために近年設立されたeマイスター制度にも、この先挑戦していかなければと思っています。何を聞かれても即答でき、お客様の期待に応えられるテクニシャンを目指し続けたいです。
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