以前メカニックとして、BMW・MINIの整備にあたってきたNさん。営業への転身後もその経験を活かし、お客様に向き合う日々です。
≪新人の頃から、お客様の前で経験を積みました≫
社員教育の一環なのか、私は営業になって早い段階で、お客様と直接やりとりさせていただきました。やはりお客様の前に立って、自分の体験で得られるものは大きいです。お陰様で私は営業の仕事を初めた1ヶ月目に、お客様にクルマをお買い求め頂くことができました。それは本当に幸運でしたね。営業としての喜びを初めて味わった瞬間でもありました。それはメカニックのやりがいとはまったく違うものですね。今は営業をはじめて2年半が経ちましたが、実際の年齢もあり、若く見られがちです。新人の頃は分からないことがあればすぐコーチに確認しましたし、実際の商談に加わっていただいたりしました。ある程度新人の頃から、任されつつ、でも後ろから見守られ、フォローやサポートしていただける環境を用意してもらってますね。
≪メカニックの経験をもとに、お客様の不安を解消できるようになりました≫
もともと足立BMWでBMWとMINIの実際の整備にあたっていましたので、お客様から相談はある程度自分で答えることができます。勿論ボンネットを開けないと分からないこともありますが、そこはメカニックとしての経験が大きいですね。例えば警告等が点いてしまったといった場面で相談を受ければ、走り続けてよいのかどうかなど、私であればトラブルを想定し、ある程度の判断をすることができます。もちろん販売の現場でも、お客様のお車を修理すべきなのか、買い替えた方が良いのか、一概には言えませんが、修理の費用なども想定することができますから、それは営業としてのアドバンテージですね。
≪より誠実な提案ができるのが、当社の強みだと思います≫
新人の頃にサポートしてもらった話をしましたが、お店がひとつのチームだと思っています。全体に目配りしてくれる方がいる環境です。それはお客様とのやり取りにも良い影響があります。たとえば、その時の収入や生活の状況を見て、無理のない車種やグレードの提案ができること。無理な販売をしないということは、お客様に後悔させない、また長期的な信頼を得られるということにもつながっているようです。BMWのような高級車のディーラーの中でも長くお付き合いしている優良なお客様が多いのではないでしょうか。
≪お客様との関係は、販売した後がスタートだと思っています≫
もちろん営業ですから、一年間の目標があります。昨年よりも今年は大幅に目標も伸ばしています。それが成長している証でもありますが、同時に今まで通りではいけないと思っているので、今それをどうクリアするか考えているところですね。目標はこの仕事の醍醐味でもありますが、苦しいときもあります。そんな厳しい時にご成約頂けるとうれしいですね、ほっとするといいますか。しかし、営業の仕事は売ったら終わりではありません。本当の意味での営業とお客様の関係はそこからスタートだと思いますから、自分から買っていただいたお客様には手厚くサポートしたいといいますか、後悔されないよう、お一人お一人しっかりと向き合いたいと思ってます。